ハプンとハピネス、そして僕。または俺

5月51日をきっかけにはじめた、中水かおるのメモ日記。タイトルは、ハピネスの語源のハプンから。

PHOENIXと沖縄

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阪神・淡路大震災の時に支援を沖縄から受けたことからのつながりが今も続いてる。洋画家・鴨居玲さんのPHOENIXが横に


今日の夜ランは、生田神社へ破魔矢とお札を返しに行った帰路コース。昨日と今日、センター街を通り過ぎる中、沖縄の首里城再建に向けての呼びかけ横断幕がかかっているのに気づく。神戸の中心街にある商店街がなぜだろう、と思ってネット検索すると、阪神・淡路大震災時に支援を受けたのをきっかけに交流が続いているよう。このことを知っている人はどれだけいるのだろう。

 

一般的に商店街の活性化について話を聞いたり、調べると見かけるのが、商店主さんの本音は本業の経営が厳しい中、「儲かるか」「儲からないか」ということが最大の関心事だから、大儀を出して何かやろうとしても賛否がおきて、ひとつにまとまることが難しいということ。確かにそれはほんとで切実なことで、共感する。私が今関係している組織連携の仕事もまさにそうだから。

 

生存が問われるリアルがある中で、この横断幕を見て感じるのは、その時代時代でかけねなく想いを差し出した人たちの行動が、25年という時間を経ても積み重なり、街がリアルにうごいているという事実だ。この年末年始も、この横断幕を掲げ続けているこの商店街は、この街の歴史と関わってくれた人のことを大事にしているのではないかとも感じた。それは静かな覚悟のようなもの。伝えるという覚悟。賛否はあったのだろうとも思うのだけれど、今生きている商店街の人たちの一部の矜持のようなものを少し感じた。

 

<以下参考>

神戸新聞11月20日記事「『よみがえれ!首里城』三宮に横断幕、募金呼び掛け」から https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201911/0012893942.shtml

その横に、鴨居玲さんのPHOENIXの絵もある。震災当時のエピソードを知る。

アートストリート構想 三宮センター街二丁目

http://www.centergai2.com/htmlcont/art01.asp

産経新聞「復興を見守ってきた“不死鳥” 阪神大震災から21年」

https://www.sankei.com/west/news/160109/wst1601090014-n1.html

 

三宮センター街2丁目Facebook

https://www.facebook.com/centergai2/photos/a.501827856683406/1260781590788025/?type=3&theater

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