ハプンとハピネス、そして僕。または俺

5月51日をきっかけにはじめた、中水かおるのメモ日記。タイトルは、ハピネスの語源のハプンから。

2015-01-01から1年間の記事一覧

書き初め

今年の書き初めは、暗闇の中で、 目で見ることをせずに、筆をにぎり硯に墨をつけ、 「照」という文字を書く。見えない人がアテンドする「ダイアローグインザダーク」の中での 趣向だった。「なんていう字を書こうかな?」と思って、 父が私に与えようとして…

震災から20年

今朝は、朝5時から三宮の東遊園地で毎年行われている 「阪神淡路大震災1.17の集い」へ。 この街で生きている人たちの想いが重なる節目の年。 自分も巡り巡って、この街に暮らしているのだから、と思って4時台に家をでる。 「1.17希望の灯」から分灯された灯…

僥倖

たまたま乗った新幹線。自分が座った座席の後ろに 知っている人が乗ってきて、偶然の再会!驚いた。 先月末で仕事をおやめになって、結婚した夫と暮らすために 違う土地へと旅立つことを人づてに聴いたものの、機会があわず、 会ってお祝いすることが叶わな…

読書会の効用

ハンナ・アレント著作「人間の条件」の読書会に参加した。 思想書を人と一緒に読むなんて、学生時代のサークル活動以来で 自分はどう感じるのかまったく未知数のまま行くことに。 流しヨミで理解できない本に丁寧に向き合った 読書するのは、意識しないとな…

ターゲット

他人がすることに初めから理解を示し、 興味をもつ人なんてほとんどいない。 何かを他人に注文されたり、乞われた時以外は、 内容以前に、勝ちを狙ってターゲットを意識しすぎても あまり意味がない気が最近している。 伝わるものは伝わるし、 そうでないも…

ポートレートと革命

いつまでも休んでいたい正月休みの最終日。 ぐうたらな気分をすこしアクティブにして、 横尾忠則現代美術館の展覧会「記憶の遠近術 〜篠山紀信、横尾忠則を撮る」に 行ってみることにした。 学芸員の山本さんが、浅田彰のレビュー 『横尾忠則・篠山紀信・磯…

道案内

正月三が日が終わる。 明け方までおきて、朝日が昇る前に 眠って、昼前に起きてというのを 繰り返しているけれど、自分なりの整えが 雑事に煩わされることなく、 うまくまわっていて気持ちがいいな。 夕方、近所に散歩にでてすぐ、 通りすがりの外国の人が近…

♪京橋はええとこだっせ

元旦にかかってきた今年一番の電話は、大阪のJR「京橋」駅の忘れ物センターからだった。 年末に大阪で人に会った帰り際、手袋を落としていることに気づいて、 色んな場所を探したけれど、見つからなかった手袋が見つかったというのだ。 まさか、電車の中で落…

初詣と巫女

新しい場所で迎える3回目の元旦。 2年間は2年参りをしていたけれど、今年は元旦に初詣。 去年買った、お札を納めた後、お札と破魔矢とお守り鉛筆を買う。 お正月はアルバイトの巫女さんがたくさんいて華やか。 目の前にいた数人から、なんとなく、「この人…